FLANDRE CO., LTD.

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フランドルがVMS、ワークスタジオと協業で美しさとサステナビリティを両立した什器を開発

2022.06.06

株式会社フランドル(本社: 東京都目黒区 代表取締役: 戸田隆行)は、VISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社(以下VMS)および株式会社ワークスタジオと協業で、美しさとサステナビリティを両立した什器を開発。資源の循環や再利用性を考慮したヴィジュアルマーチャンダイジング施策に取り組みました。

paneko_01.jpg特注の白いPANECO®によるサステナブルな什器。

「品のある丁寧な暮らし」を提案するフランドルは、店頭における衣料品の回収、再生可能な素材を使った商品の開発、環境への配慮をした素材の活用等サステナブルな施策にも積極的に取り組んでいます。
今回フランドルが展開する「I.T.'S. international」は、VMSとワークスタジオとの協業により、素材、デザインともにサステナブルな什器を開発。白いパネルにヴィジュアルやロゴを施した、再生素材PANECO®を採用した美しいパネル什器を実現しました。
この什器は、3月から4月に伊勢丹立川店で開催された「I.T.'S. international」のポップアップストアで導入をスタート。続いて、今後開催されるポップアップストア、新規オープンやリニューアル店舗にアイコンとして順次設置されます。

■注目の再生素材PANECO®を採用し、美しさとサステナビリティを両立。
不要な衣料品をアップサイクルした繊維リサイクルボードPANECO®を採用。PANECO®は廃棄される様々な衣料品を分別せずに粉砕して成形しますが、今回はこの什器のために白い衣料品のみで成形。特注の白いPANECO®にヴィジュアルやブランドロゴを施し、美しさとサステナビリティを両立したパネル什器を実現しました。

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■ブランドメッセージを具現化したサステナブルなデザイン
ブランドが大切にしているものづくりへの思いやクラフツマンシップを具現化すべく、生地の裁断や取り都合(決められたサイズの紙などから必要な部材をどれだけ無駄なく取れるか)から着想したデザインに。1枚絵から3枚を切り出し、切り落として余った部分も棚板に利用して廃棄部分を極力削減しました。さらにポップアップストア用の什器はコンパクトになる組み立て式にすることで、リピート使用のしやすさや、搬入搬出の負担やコストの軽減にも対応しています。

paneko_03-b.jpg(什器のデザインイメージ)

このようなサステナブルアクションは世界から見れば小さなことかもしれませんが、課題と向き合い、長い間ずっと携わってきたファッション業界、そして自分たちが住む地球のためにできるアクションとして形にしてゆきたいと考えています。今後もサステナビリティの実現をはじめ、お客様との重要なコミュニケーションツールであるヴィジュアルマーチャンダイジングの可能性を追究し、具現化する取り組みを積極的に行ってまいります。

■不要な衣料品を店舗で回収。フランドルが取り組む循環プロジェクト「ECO CLOSET」。
フランドルでは、無駄のない社会の実現を目的とした循環プロジェクト「ECO CLOSET」に取り組んでいます。不要になった衣料品をフランドルの対象店舗で回収。回収した衣料品は、リサイクル糸、店舗什器や家具、内装の材料などに再資源化し、地球の資源へ循環させていきます。

■不要な衣料品をアップサイクル。繊維リサイクルボード「PANECO®」
ワークスタジオが製造販売を手掛けるPA美しいパネル什器を実現しました。 この什器は、3月から4月に伊勢丹立川店で開催された「I.T.'S. international」のポップアップストアで導入をスタート。続いて、今後開催されるポップアップストア、新規オープンやリニューアル店舗にアイコンとして順次設置されます。 まざまな繊維を美しくアップサイクルした、サスティナブルな循環型-環境配慮型素材の繊維リサイクルボード。硬度があり加工しやすく、多様な目的に使用でき、使用後の「PANECO®」を回収し再びボードとして再リサイクルすることも可能です。