株式会社フランドル(本社：東京都渋谷区、代表取締役：戸田 隆行)は、当社グループ2020年2月期の決算において、連結営業利益の黒字化を達成したことをお知らせいたします。

当社グループの業績は2014年2月期より営業損失を計上しておりましたが、2018年8月より経営管理体制強化のもと、主力ブランドへの経営資源の集中と店舗の統廃合による事業再編および本社の効率化に取り組んでまいりました。各改善施策が奏功したことで、6期ぶりとなる2020年2月期において、単年度連結営業黒字となっております。

主な要因といたしましては、2019年秋冬商戦となる下期において、消費税率の引き上げ、大型台風の到来や暖冬、コロナ禍に伴う消費減退などの影響を受けながらも、基幹業態である「SUPERIOR CLOSET」を中心に堅調な既存店売上を確保したことや、不採算店舗の統廃合やブランド集約が一巡したことで、売上は前年を下回ったものの、粗利益率が0.5ポイント改善したことが挙げられます。

今後におきましては、コロナ禍における休業等により、弊社の業績も計画を下回る推移ではありますが、当社が常態として進めてまいりました経営管理体制強化による活動を継続すると共に、顧客会員数の拡大、物流拠点の統合、オンライン販路への投資などを進め、マイナス影響を最小限に抑えるべく対応を進めてまいります。